自分が何になりたいのか
国家公務員と地方公務員は、どちらも公務員として公共のために働く点は共通しています。
しかし実際には、仕事内容や関わる範囲、採用試験の考え方などが異なるため、目指す方向によって準備の進め方も変わります。
まず国家公務員は、国全体に関わる業務を担う立場です。
法律や制度の運用、政策の企画や実施など、全国に影響する仕事に携わることが多く、広い視点で物事を考える力が求められます。
一方の地方公務員は、都道府県や市区町村といった自治体に所属し、地域に密着した行政サービスを提供することが主な役割です。
窓口対応や地域施策の運用など、住民の生活に近い場面で働くため、現場感覚や丁寧な対応が重要になります。
さらに職種にも違いがあります。
国家公務員には総合職、一般職、専門職があり、総合職は全国規模で転勤する場合が多く、一般職は現場の運用や事務を担当し、専門職は特定分野の知識を活かして働きます。
地方公務員は行政職、公安職、専門職に分類され、行政職は自治体運営に関わる事務や企画、公安職は警察官や消防官として地域の安全を守り、専門職は技術や資格を活かして地域を支える仕事を担います。
仕事選びでは給料も気になる条件ですが、国家公務員と地方公務員で大きな差があるわけではありません。
どちらも安定した収入が期待でき、福利厚生も整っています。
そのため、給料だけで判断するのではなく、国全体の仕組みに関わりたいのか、地域の暮らしに近い立場で支えたいのかといった視点で考えることが大切です。
いずれを選ぶ場合も採用試験を受ける必要があります。
早めに目標を決め、試験内容や日程を把握し、必要な科目を計画的に対策することが合格への近道になります。


